「長浜から飛躍していった秀吉」

 

　秀吉は生涯いくつもの城を築いていますが、長浜城には特別な思い入れがありました。それは、はじめて、いわゆる「一国一城の主」になり、自分の思い通りの城と城下町を作ったということと、信長の家臣として、この長浜から飛躍していったからです。

そうした長浜で、このたび「戦国歴史アワード長浜大会」が開かれ、戦国歴史コンテンツを活用した地域活性化のイベントが開かれることは意義あることと思います。

私が開館以来関係してきた長浜市長浜城歴史博物館がちょうど開館30年を迎え、「特別企画羽柴秀吉　天下統一への足跡」が開催されています。秀吉と長浜をとらえ直すよい機会になると思います。