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​堀尾邸 改修工事

 堀尾邸の改修工事について

中部大学名誉教授 片岡靖夫先生監修

 『堀尾茂助泰彬(ほりおもすけたいひん)(1861-1940)は、豊臣秀吉に使えた武将の一人で初代松江城主を務めた堀尾茂助吉晴の弟、次郎助吉勝の子孫の家柄にあたり第十世堀尾茂助義康の長男として、文久元年(1861年)に春日井郡関田村(現在の春日井市関田町)に生まれた。幼名を恭といったが明治26年(1893年)茂助を襲名した。(中略)茂助は昭和15年(1940)に81歳で逝去するまで地方行政や愛知県農業会会長などの要職にたずさわり、名古屋鉄道の前進の名古屋電気鉄道創業の功労者として知られている。

 堀尾家は代々この地に暮らし現在の敷地内には歴史的建造物が複数あり、敷地南側の通りに面して建つ長屋門は切妻造桟瓦葺の木造一階建で江戸末期から明治初期の建物とされる敷地中央には木造二階建の主屋が建つ。』

           (名城大学建築学科 三浦彩子「改修工事報告書」文引用)

 

 この堀尾邸の改修工事は当財団が企画統括し財団理事でもある中部大学名誉教授片岡靖夫先生の指導のもと㈱アルテクス・アソシエイツが設計施工管理を担当し平成30年2月に完成させた。(詳細は堀尾邸改修工事の記録参照)

​西側面 外観

祭壇方式の仏間を含む

敷地中央
主屋左半分

家伝では明治20年の建築とされるが、その後増築がなされてきた

​北西側面 外観

江戸後期から明治初期

​長屋門
玄関
堀尾邸@photo 大野葉子
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